夕木 春央(ゆうき はるお、1993年 -)は、日本の推理作家。

経歴・人物

カルト宗教を信仰する親のもとで宗教2世として育ち、高校・大学には通っていない。2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞し、同作を改稿・改題した『絞首商會』で小説家デビューした。 2022年発刊の『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10」2022国内部門と、「MRC大賞2022」のランキングで1位を獲得、第44回吉川英治文学新人賞候補に挙がった。

ミステリ・ランキング

  • 週刊文春ミステリーベスト10
    • 2022年 - 『方舟』1位
    • 2023年 - 『十戒』6位
  • このミステリーがすごい!
    • 2023年 - 『方舟』4位
    • 2024年 - 『十戒』13位
    • 2025年 - 『サロメの断頭台』25位
  • 本格ミステリ・ベスト10
    • 2020年 - 『絞首商會』23位
    • 2022年 - 『サーカスから来た執達吏』14位
    • 2023年 - 『方舟』2位
    • 2024年 - 『十戒』7位
    • 2025年 - 『サロメの断頭台』6位
  • ミステリが読みたい!
    • 2023年 - 『方舟』6位
    • 2024年 - 『十戒』11位
  • MRC大賞
    • 2022年 - 『方舟』1位
    • 2023年 - 『十戒』2位

作品リスト

単行本

  • 『絞首商會』(講談社、2019年9月 / 講談社文庫、2023年1月)
  • 『サーカスから来た執達吏』(講談社、2021年9月 / 講談社文庫、2023年8月)
  • 『方舟』(講談社、2022年9月 / 講談社文庫、2024年8月)
  • 『時計泥棒と悪人たち』(講談社、2023年4月)
  • 『十戒』(講談社、2023年8月)
  • 『サロメの断頭台』(講談社、2024年3月)

アンソロジー

「」内が夕木春央の作品

  • 『これが最後の仕事になる』(2024年8月7日、講談社)「有血革命」
  • 『有栖川有栖に捧げる七つの謎』(2024年11月6日、文春文庫)「有栖川有栖嫌いの謎」
  • 『だから捨ててと言ったのに』(2025年1月16日、講談社)「擲たれた手紙」

雑誌掲載作品

小説
  • 「四月六日の生放送」 - 『小説現代』2022年8月号(講談社)
  • 「墓穴」 - 『メフィスト』2022 SUMMER VOL.4(2022年7月、MRC/講談社)
  • 「今際の際の断崖から」 - 『紙魚の手帖』vol.09 FEBRUARY 2023(東京創元社)
  • 「夢」 - 『小説すばる』2023年8月号(集英社)
  • 「有栖川有栖嫌いの謎」 - 『別冊文藝春秋』No.55 2024年5月号(文藝春秋)
エッセイなど
  • 「『絞首商會』あとがきのあとがき」 - 『メフィスト』2019年 vol.2(2019年8月、講談社)
  • 「〆切めし」 - 『小説現代』2023年7月号(講談社)

漫画化作品

  • 『方舟』(作画:悠木星人 構成:木場健介 / 全3巻 スクウェア・エニックス ガンガンコミックスONLINE)

脚注

関連項目

  • 日本の小説家一覧
  • 推理作家一覧

【話題作紹介】夕木春央さん『十戒』を読んだのであらすじと感想を紹介します♪今回も怖かったよ!!!【ネタバレなし】 YouTube

【ブックレビュー】方舟(著:夕木 春央) マリア様の愛読書

夕木春央「十戒」のレビュー・感想!犯人を探してはならない! カワタツ小説の館

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