政府間開発機構(せいふかんかいはつきこう、英:Inter Governmental Authority on Development、略称:IGAD)は、東アフリカ各国を中心にして1996年に設立された地域機構である。
概要
1986年に、旱魃対策や食糧安全保障を目的として、政府間旱魃対策開発機構が設立された。これに国境貿易促進や紛争抑止を機能として追加し、1996年に新たに発足したのが政府間開発機構である。
加盟国はケニア、スーダン、ウガンダ、エチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリアの7か国で、事務局はジブチに置かれている。
地域内紛争への介入
ソマリア(2004年)や南スーダン(2014年)などで発生した武力衝突の調停に関与した実績がある。
脚注
出典
参考文献
- 平野克己著 『図説アフリカ経済』 日本評論社、2002年




