カオス属(カオスぞく、Chaos)はアメーボゾアに属する大型の原生生物の属である。単にカオスとも言う。

アメーバ様の単細胞生物である。単細胞生物としては大型で、細胞の大きさは 1-5mm に達する場合もある。

類似属

アメーバ属(Amoeba)に近縁であり、両属は多数の円筒状の仮足を伸ばすなどの基本的な形態的特長が共通する。相違点としては、アメーバ属の細胞核が単核だが、カオス属は多核(数百個)である。

代表種(模式種ではない) C. carolinensis は、以前は同じ多核アメーバであるペロミクサ属(Pelomyxa)に分類されていたが、この属とは特に類似しているわけではない。

特徴

細胞の形態は不定形。仮足によって移動する。細胞壁などは無い。細胞質は内質(endoplasm)と外質(ectoplasm)の2層に分けられる。内質は流動的で、多数の細胞核、顆粒、食胞などを含む。外質は内質よりも粘性が高く、透明で顆粒などを含まない。

生態

他の多くのアメーボゾアと同様、カオスは従属栄養性であり、食物を取り入れて消化し、エネルギーを得る。カオスはバクテリアや真菌、他の原生生物やワムシなどを捕食する。主に腐肉食なので、そのような餌を得やすい淡水の水底に棲んでいる。


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