さよならシンシア』 (Good-by Cynthia) は、南沙織通算3枚目で最後のライヴ・アルバム(LP、CDともに2枚組)。1978年12月5日発売。発売元はCBSソニー。

解説

  • LP帯コピー:さよならは美しく、そんなお別れも素敵だと思いながら でも涙があふれてとまらなかった……沙織
  • シンシアのラスト・ステージ「さよならコンサート」最終日(1978年10月7日・調布市市民福祉会館)を実況録音した作品。
  • 自身のシングル・ヒット・ナンバーを、概ねリリース順に披露した。合間にアルバム・ナンバーも数曲織り込み、未スタジオ・レコーディング曲の「懐かしい日々」やカヴァー・ソング「二人でお茶を」「GIVE YOUR BEST」などを収録。また、 曲間のMCも収録されている。
  • LPでの発売から約6年3か月後、1985年3月21日にCD化された。全3枚のライヴ盤中、初CD化された作品であることのみならず、オリジナル・アルバムを含めた全LPリリース作品でも、最初にCD化されたタイトルが当アルバムである。
  • 『Good-by Cynthia』の音源の殆どは、ソニーミュージックのインターネット・サイト「Sony Music Shop」で通販専用商品として現行販売されている6枚組CD-BOX『Cynthia Memories』で聴くことが出来る。

収録曲

  • 全編曲:荒川達彦

Disc 1

  1. グッバイガール
    元々は、1978年10月1日発売のアルバム『Simplicity』に英語のカヴァーが収録されていた。
    ステージで披露された日本語詞ヴァージョンがリリースされたのは、コンサート後の同年10月21日。
  2. 懐かしい日々
    • 作詞:有馬三恵子、作曲:荒川達彦
    スタジオ録音音源の存在しない新曲。自身の歌手生活を綴ったような詞になっている。
    作詞した有馬を紹介するシンシアと有馬の声を、終盤の「私の出発」で聴くことが出来る。
  3. 17才
  4. 潮風のメロディ
  5. 純潔
  6. 哀愁のページ
  7. 傷つく世代
  8. 色づく街
  9. ひとかけらの純情
  10. 女性
  11. 想い出通り
  12. 人恋しくて
  13. 六本木
    スタジオ録音版は『人恋しくて』(1975.12.5)収録
    合間にバック・ミュージシャンの名前が紹介される。

Disc 2

  1. ひとねむり
  2. 哀しい妖精
  3. ゆれる午後
  4. 街角のラブソング
  5. 魚たちはどこへ
    スタジオ録音版は『早春のハーモニー』(1972.12.21)収録
  6. 二人でお茶を (原題: TEA FOR TWO)
    • 作詞:Irving Caesar、作曲:Vincent Youmans
  7. 青春に恥じないように
  8. 春の予感‐I've been mellow‐
  9. Ms. (ミズ)
  10. GIVE YOUR BEST
    • 作詞・作曲:Barry Gibb・Maurice Gibb・Robbin Gibb
    • オリジナル歌唱:The Bee Gees
    映画『小さな恋のメロディ』挿入歌。『潮風のメロディ』(1971.12.1)ではメイン・テーマ「MELODY FAIR」をカヴァーした。
  11. 私の出発
    スタジオ録音版は『20才まえ』(1973.9.21)収録
  12. 17才 

関連項目

  • Cynthia Memories
    • 通信販売限定のCDボックス
  • CYNTHIA ANTHOLOGY
    • デビュー30周年記念メモリアル特別企画 (完全生産限定盤)

脚注


Amazon Music Unlimited 南沙織 『さよならシンシア』

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