docomo with series Ascend HW-01E(ドコモ ウィズシリーズ アセンド エイチダブリューゼロイチイー)は、中国の華為技術(ファーウェイ)によって開発された、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システム(FOMA)とのデュアルモード端末である。docomo with seriesのひとつ。
概要
ファーウェイとしては初となるNTTドコモ向けのAndroid搭載スマートフォンであり、グローバルモデルであるAscend D1の日本国内ローカライズモデルとなる。「Ascend」は「上昇する」という意味を持つ。
独自の機能として起動時間を短縮する「高速ブート」機能が搭載されており、電源がオフになるとき、シャットダウンを行なわず、システムメモリの内容を維持することで次回起動時に5秒程度で起動することが可能である。この起動方法はシステムメモリの内容が維持されるので、ソフトウェアのトラブルなどは起きない(ただし、そのためバッテリーを抜くと完全にシャットダウンしてしまうため高速起動が無効になる)。
また、グローバルモデルがベースだが、日本独自機能にもいくつか対応しており、NOTTV・ワンセグ・おサイフケータイに対応している。なお、赤外線通信・防水・おくだけ充電には対応していない(ソフトバンクモバイル向けの事実上の兄弟機種STREAM 201HWはワンセグとおサイフケータイも非対応)。
搭載アプリ
主な機能
歴史
- 2012年8月28日 - NTTドコモより発表。
- 2012年11月14日 - 事前予約開始。
- 2012年11月21日 - 発売開始。
アップデート・不具合など
- 2013年5月9日のアップデート
- 画面OFFの状態で放置すると、まれに電池の消耗が早い場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号が4.0..1210111、4.0..1301301、4.0..1302221から4.0..1303121になる。
- 2013年10月17日のアップデート
- 「データの初期化」の機能変更。
- ビルド番号が4.0..1210111、4.0..1301301、4.0..1302221、4.0..1303121から4.0..1310091になる。
脚注
関連項目
- 華為技術
- 水原希子 - イメージキャラクター
- Kishi Bashi - CMソングを歌うアーティスト。CM使用曲はオリジナル。
- Ascend D2 HW-03E - 事実上の後継機種。NEXT。
- SoftBank 201HW - 「Ascend」ではなく「STREAM」を冠する事実上の兄弟機種。ソフトバンクモバイル向け。ワンセグ・おサイフケータイ非対応。
外部リンク
- docomo with series Ascend HW-01E | 製品 | NTTドコモ
- HW-01E Ascend | ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)



