鳳珠郡(ほうすぐん)は、石川県の郡。2005年、鳳至郡(ふげしぐん)と珠洲郡(すずぐん)の統合により誕生した。
人口20,211人、面積456.48km²、人口密度44.3人/km²。(2025年2月1日、推計人口)
以下の2町を含む。
- 穴水町(あなみずまち)
- 能登町(のとちょう)
概要
2郡にまたがる市町村合併により2005年に新設された郡。能登町の発足によって鳳至郡・珠洲郡の境界が消滅することから、これまでの2郡の全域を一括した新たな郡として新設された。鳳至郡の残部2町も同時に本郡の所属となった。
本郡の新設以前から両郡で共同開催する行事などが存在し、その際に二つの地域を総称する呼び名として「鳳珠」が使用されており、地元では違和感なく受け入れられる名称であった。例えば、石川県民体育大会の予選大会になっていた「鳳至郡珠洲郡共同体育大会」は「鳳珠郡体」と呼ばれていた。
沿革
- 平成17年(2005年)3月1日
- 鳳至郡能都町・柳田村・珠洲郡内浦町が合併して能登町が発足。
- 鳳至郡・珠洲郡を再編し、能登町及び鳳至郡穴水町・門前町の区域をもって鳳珠郡を新設。(3町)
- 平成18年(2006年)2月1日 - 門前町が輪島市と合併し、改めて輪島市が発足、郡より離脱。(2町)
脚注
関連項目
- 能登半島
- 能登国
- 日高郡 (北海道) - 平成の大合併で新設された郡。
- 二海郡 (北海道) - 同上。
- 三方上中郡 (福井県) - 同上。
- 加賀郡 (岡山県) - 同上。



