招き猫ミュージアム(まねきねこミュージアム)は、愛知県瀬戸市薬師町2番地にある招き猫の私設博物館である。招き猫の博物館としては日本最大のものである。
歴史
1993年(平成5年)に創立された日本招猫倶楽部が設立した。同会の世話役である板東寛司・荒川千尋の個人コレクション数千点を展示する。2000年(平成12年)、日本招猫倶楽部は群馬県吾妻郡嬬恋村に「日本招猫倶楽部 招き猫ミュージアム」を開館させ、2005年(平成17年)3月16日、愛知県瀬戸市に移転した。
施設
建物は、株式会社中外陶園の倉庫を全面改築し、「大正時代の洋館建築をイメージした」とされている。1階はミュージアムショップで、収蔵品は2階に展示されている。コレクションは全国各地に亘り、各所にキャプションによる解説が付されている。
1階には「スペース29」という多目的スペースを有し、現代招き猫作家のギャラリー、絵付け体験等に使用され、カフェの営業もある。また隣接する雑貨屋「おもだかや」(中外陶園の直営ショップ)とは1階ショップから内部で繋がっており、共に招き猫関係のグッズが販売されている。
アクセス
- 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅から徒歩で約8分。
- 東名高速道路 名古屋ICから車で約30分。
- 東海環状自動車道 せと赤津ICから車で約5分。
利用情報
- 開館時間 - 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日 - 毎週火曜日
- 観覧料 - 一般:300円、高校生・大学生:200円、中学生以下無料
- 駐車場 - あり
参考図書
- 菊地真、日本招猫倶楽部 編『招き猫の文化誌』勉誠社〈museo 8〉、2001年11月1日。ISBN 978-4585090731。 NCID BA55480725。
脚注
外部リンク
- 招き猫ミュージアムHP (日本語)
- 企画展情報 (日本語)
- 雑貨屋 おもだか屋 HP (日本語)
- スタジオヤクシHP(染付体験) (日本語)
- 地図 - Google マップ
- 招き猫ミュージアム (日本語) - せと・まるっとミュージアム
- 招き猫ミュージアム (日本語) - 愛知の公式観光ガイド AICHI NOW
- 招き猫ミュージアムの天気 (日本語) - 日本気象協会
- せとまちテレビ 令和6年9月15日号「来る福招き猫まつり・瀬戸市体育館を使ってみよう」 - YouTube

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