恩智駅(おんぢえき)は、大阪府八尾市恩智中町一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。駅番号はD14。
歴史
大阪府による広域道路の整備に伴い、大阪外環状線と交差する大阪線の当駅前後の区間は1970年(昭和45年)に高架化された。
年表
- 1925年(大正14年)9月30日:大阪電気軌道八木線(現在の大阪線)が八尾駅(現在の近鉄八尾駅)から当駅まで延伸した際に開業する。
- 1927年(昭和2年)7月1日:八木線が当駅から高田駅(現在の大和高田駅)まで延伸する。
- 1941年(昭和16年)3月15日:参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1970年(昭和45年)
- 5月15日:上り線を高架化する。
- 10月29日:下り線を高架化し、同時に大阪上本町方に0.1キロメートル移設する。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用を開始する。
- 2012年(平成24年)3月20日:新設された区間準急の停車駅となる。
- 2024年(令和6年)11月10日 - 終日無人化。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ高架駅。エレベーターが各乗り場にある。改札口は1ヵ所のみで、地平に設けられている。ホームは2階で、有効長は6両。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
無人駅で、駅遠隔監視システムが導入されている(管理駅は近鉄八尾駅)。2024年(令和6年)11月10日までは終日有人駅だった。PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
利用状況
2023年11月7日における1日乗降人員は4,693人である。
近年における1日乗降・乗車人員は以下の通り。
駅周辺
- 恩智神社
- 常世岐姫神社
- 恩智川
- 掩体壕跡
- 清友幼稚園
- 金光八尾中学校・高等学校
- スーパーマーケットKINSHO 恩智店
- 大阪シティ信用金庫 恩智支店
- 八尾恩智郵便局
- 近鉄恩智変電所
- 国道170号(大阪外環状線)
- 大阪府道15号(茨木八尾線)
- 大阪バス 柏村町停留所(八尾志紀線:JR志紀駅行き、近鉄八尾駅行き)
- かつては駅高架下に近鉄バスの「恩智駅前」停留所が設置され、恩智線や愛あいバスの東ルートが乗り入れていたが、いずれも廃止された。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- D 大阪線
- ■快速急行・■急行・■準急
- 通過
- ■区間準急・■普通
- 高安駅 (D13) - 恩智駅 (D14) - 法善寺駅 (D15)
- ■快速急行・■急行・■準急
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報|恩智 - 近畿日本鉄道




